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政治家の「中庸」

「中庸」という言葉に興味深い。それが意味深い言葉である。孔子の話によると、「中庸」を実現するには極めて難しく、ほぼ不可能だという。「天下國家可均也。爵祿可辭也。白刃可蹈也。中庸不可能也。」
ところで、日本の政治家は「中庸」に熱中しているみたい。野田首相が所信表明演説で「中庸の姿勢」を強調した。首相が好む言葉「中庸」だという…日本の政治家が漢文を活用しているようで…
民主党は次期衆院選のマニフェスト(政権公約)で、政策の方向性として中道路線を明確にする「中庸」を明記する方向で調整に入った。
民主党の「中庸」について、私にはまだ理解できていない…
政治の世界は難しいのが、政治家にとっては、「中庸」はどういうものか…と考えて、面白そうだと思って。。。
# by koubuni | 2012-11-13 23:22

日本の寛容

日本ではなぜか、民族教育を行う朝鮮学校が存在するのか、しかも、学校の数は約60校である。最初に不思議だと思った。
因みに、昔見た北朝鮮の映画、北朝鮮が裕福で、韓国が貧しい…そして、日本に来てから、勿論、そのイメージを完全に覆した。テレビに映された北朝鮮のニュースアナウンサーの高揚したような声を聴くと、まさしく戦場から発する声かな、それは遥かな世界な、と思った。
サッカー選手鄭大世(チョン・テセ)のことを思い出した。日本生まれ、日本で育たれてきた鄭は、朝鮮学校で教育を受け...てきたため、北朝鮮を祖国と見なし、ナショナルチームは北朝鮮代表を選んだ。2014年ワールドカップブラジル大会予選では日本代表と戦う予定。彼は優秀なサッカー選手、そして素晴らし人だと思う。強い信念を持って、初志貫徹の決意で自ら選んだ道を挑む。
それにしても、改めて教育の力に感服しているところである。
かつて、大学時代の先生に「何故、朝鮮学校はそんなに数あるか」と聞いた。その先生は「それが日本の責任」と語ってくださった。いろんな価値観、異色のイデオロギーと共存することで、それも「日本の寛容」でしょう。
# by koubuni | 2012-11-13 23:10

巫女と侍女

ある女子留学生から「年末、神社の巫女のアルバイドを応募する」と聞いた。彼女は昨年はじめて「巫女」の仕事を経験した。助勤巫女として主にお守り売り場で接客。彼女が巫女を応募する動機は巫女の服装に憧れ、という。大晦日の夜から翌日新年まで、数時間ずっと立ち、寒かったし、かなり苦労したのだが、笑顔で一人一人のお客さんに「あけましておめでとうございます」と新年の祝福を捧げ、そして相手からも丁寧な「あけましておめでとうございます」と受けてとっていた。
「巫女として、本当によい新年を迎えた」それは彼女の感無量な気持ちだった。特に留学生として、いい思い出になったでしょう。

もう一つ、此間「高円宮家が侍女募集」というニュースを見た。昭和女子大に張り出された侍女募集の求人票が、ネット上の話題になった。勤務先は「高円宮家」。
最初、思い出したのは「大奥」…
ただ、現代の侍女はやはり遥かな江戸城大奥の世界とは違うでしょう。「侍女」は一つの職業にすぎない。仕事内容は家事全般(炊事、洗濯、掃除等)、来客接待、行事の設営・運営、事務的業務など。侍女は宮内庁職員や公務員ではない…

巫女と侍女、普通な仕事だと言われても、やはりその伝統的な仕事には神秘さを秘めていると感じる。日本の独特なものでしょう。
# by koubuni | 2012-11-08 22:34

日本と中国のギャップ

日本人にとっては、親しい中国の時代は古代中国である(三国時代とかである)。
中国人にとっては、親しい日本の時代は20世紀70年代、また80年代前半、つまり両国国交正常化したばかり時期だった(田中角栄、高倉健、山口百恵など人物の名前は今にも中国人の記憶に刻まれているらしい。お互いに、もっと相手の現状を知ったほうがよいと思う。来日した中国人観光客は日本に対するイメージが大分良くなった)。

日本が中国に求められてきたのは謝罪(今もなお中国は歴史問題・謝罪を乗り越えられない…)
中国が日本に求められてきたのは感謝(長年間に至る日本から中国へのODA開発援助、つい最近海保が中国漁船を救助…中国の外交はNOを言うばかりなので、感謝の言葉を出せない。ところで、今回海保の救助について中国のソーシャルメディアで民間から感謝の声が数多く寄せられてきた)。

中国人は、面子を保つのに必死。
日本人は、礼儀の大切さを強調。

百年後の中国人と日本人は、現在日本と中国、領土問題を巡り争いをどのように評価するのでしょうか。「百年前の人は愚か」と笑ってしまうかもしれない。
# by koubuni | 2012-10-28 19:16

動物番組

テレビの動物番組はいつも人気が高い。番組の中、赤ちゃん動物は続々登場、そして、ゲストと観衆は「かわいい」「かわいい」…と歓声をあげ、それによって、癒されるだろう。
ただし、動物番組は動物の可愛さだけを表現、それは何かもの足りていないのか、と気にする。
昔、中国で見た「動物世界」というテレビ動物番組、あれも人気だった。「この動物番組は事実、他のテレビ番組は嘘つきかもしれない」、それはうちの父の教誨だ。その動物番組は動物の可愛さを表現するだけではなく、動物世界の残酷さもちゃんと伝えておいた。
動物世界には「弱肉強食、適者生存」の法則である。皆は生き延びる為に戦い、常に残酷さを見せるはずだ。
完全に「可愛い一色」に染められている動物番組をみて、日本人は真の動物世界を知っているか、と思ってしまった。
私も犬とか、猫とか、好きだが、ペットと一緒に暮らしのは苦手、動物という「いのち」と向き合えるのは難...しいかもしれない。日本人ほど動物好きな国の人がいないと思う。どこの川に、ある可愛い動物が現れた、とテレビのニュースが大きくに取り上げられる。ちょっと不思議な、と思った。
アフリカでは、チンパンジーは「肉食の猛獣」扱いである。日本では、タレント扱い、派手な服を着せるチンパンジーがいった。此間、『天才!志村どうぶつ園』の天才チンパンジー“パンくん”は女性襲撃事件で引退、極めて遺憾。いくら賢く可愛いと言っても、動物は人間と同じ扱いをしてはいけない。動物と人間はいつでも感情を通じるとは言えない。些細な注意を払わなければならない。
現実の中、飼い主がペットに襲われることは少なくない。赤ちゃん熊は可愛いだけど、大きくなった熊は時々住居を攻撃することもある。動物園では、常に子供に向け、動物と触れ合いイベントを開催するのが、学校と家庭はもっと子供に動物の本性を教えるべきだと思う。

以前、大学院の指導教授が私と世間話をしていた時、「日本人はだまされやすい」と教えてくれた。私は「そうでもない、知り合いの中、陰険狡猾な人がいる」と反論したが、今、動物に優しすぎる日本人の言動を思えば、その純粋さを保つ精神的な一面があると思う。
優しさを忘れず、懐疑的な精神をも忘れずに。
# by koubuni | 2012-10-25 00:16