日中報道


by koubuni
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  地元民ですら知るものは多くないが、福建省アモイ市の烏石浦村は世界の油絵の18%を生産する、世界3大油絵生産地の1つだ。現在、この小さな村を観光名所とするため、市政府は油絵街の整備計画を検討中だ。

 烏石浦油画村は年に126万枚の油絵を生産、売上額は6300万元(約9億4500万円)以上に達する。福建省プー田市・広東省深セン市大芬村と並ぶ、世界3大油絵生産地の1つだ。この村の油絵生産量は世界全体の約18%を占める。品質の高さから世界一の油絵生産地と呼ぶ者も多い。

 世界的な生産地だが、各工房は家族経営の小さなものがほとんど。各工房は名前すらついていなく、画家の名前で呼ばれることが多い。村中央の広場の周囲に密集している。わずか0.5平方kmほどの面積に7000人が住んでおり、その半分が油絵業にかかわっている。ほとんどは油絵業に従事するために外地から来た者だ。この地で油絵業が始まったのはおよそ15年前。韓国商人がアモイ市の美術学校の卒業生を招き、この地で工房を開かせたのが始まりといわれている。今では韓国だけではなく、アメリカなど多くの国から画商が訪れる。

 現在、政府はこれらの工房を1か所に集め、油絵街として観光資源にする計画を立てている。実現すれば、統一された街並みに100軒もの油絵工房が立ち並ぶこととなる。遠くない将来、アモイ市の油絵街の名前は全国に知れ渡ることになるだろう。
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by koubuni | 2007-05-06 17:06