日中報道


by koubuni
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カテゴリ:未分類( 37 )

政治家の「中庸」

「中庸」という言葉に興味深い。それが意味深い言葉である。孔子の話によると、「中庸」を実現するには極めて難しく、ほぼ不可能だという。「天下國家可均也。爵祿可辭也。白刃可蹈也。中庸不可能也。」
ところで、日本の政治家は「中庸」に熱中しているみたい。野田首相が所信表明演説で「中庸の姿勢」を強調した。首相が好む言葉「中庸」だという…日本の政治家が漢文を活用しているようで…
民主党は次期衆院選のマニフェスト(政権公約)で、政策の方向性として中道路線を明確にする「中庸」を明記する方向で調整に入った。
民主党の「中庸」について、私にはまだ理解できていない…
政治の世界は難しいのが、政治家にとっては、「中庸」はどういうものか…と考えて、面白そうだと思って。。。
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by koubuni | 2012-11-13 23:22

日本の寛容

日本ではなぜか、民族教育を行う朝鮮学校が存在するのか、しかも、学校の数は約60校である。最初に不思議だと思った。
因みに、昔見た北朝鮮の映画、北朝鮮が裕福で、韓国が貧しい…そして、日本に来てから、勿論、そのイメージを完全に覆した。テレビに映された北朝鮮のニュースアナウンサーの高揚したような声を聴くと、まさしく戦場から発する声かな、それは遥かな世界な、と思った。
サッカー選手鄭大世(チョン・テセ)のことを思い出した。日本生まれ、日本で育たれてきた鄭は、朝鮮学校で教育を受け...てきたため、北朝鮮を祖国と見なし、ナショナルチームは北朝鮮代表を選んだ。2014年ワールドカップブラジル大会予選では日本代表と戦う予定。彼は優秀なサッカー選手、そして素晴らし人だと思う。強い信念を持って、初志貫徹の決意で自ら選んだ道を挑む。
それにしても、改めて教育の力に感服しているところである。
かつて、大学時代の先生に「何故、朝鮮学校はそんなに数あるか」と聞いた。その先生は「それが日本の責任」と語ってくださった。いろんな価値観、異色のイデオロギーと共存することで、それも「日本の寛容」でしょう。
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by koubuni | 2012-11-13 23:10

巫女と侍女

ある女子留学生から「年末、神社の巫女のアルバイドを応募する」と聞いた。彼女は昨年はじめて「巫女」の仕事を経験した。助勤巫女として主にお守り売り場で接客。彼女が巫女を応募する動機は巫女の服装に憧れ、という。大晦日の夜から翌日新年まで、数時間ずっと立ち、寒かったし、かなり苦労したのだが、笑顔で一人一人のお客さんに「あけましておめでとうございます」と新年の祝福を捧げ、そして相手からも丁寧な「あけましておめでとうございます」と受けてとっていた。
「巫女として、本当によい新年を迎えた」それは彼女の感無量な気持ちだった。特に留学生として、いい思い出になったでしょう。

もう一つ、此間「高円宮家が侍女募集」というニュースを見た。昭和女子大に張り出された侍女募集の求人票が、ネット上の話題になった。勤務先は「高円宮家」。
最初、思い出したのは「大奥」…
ただ、現代の侍女はやはり遥かな江戸城大奥の世界とは違うでしょう。「侍女」は一つの職業にすぎない。仕事内容は家事全般(炊事、洗濯、掃除等)、来客接待、行事の設営・運営、事務的業務など。侍女は宮内庁職員や公務員ではない…

巫女と侍女、普通な仕事だと言われても、やはりその伝統的な仕事には神秘さを秘めていると感じる。日本の独特なものでしょう。
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by koubuni | 2012-11-08 22:34

日本と中国のギャップ

日本人にとっては、親しい中国の時代は古代中国である(三国時代とかである)。
中国人にとっては、親しい日本の時代は20世紀70年代、また80年代前半、つまり両国国交正常化したばかり時期だった(田中角栄、高倉健、山口百恵など人物の名前は今にも中国人の記憶に刻まれているらしい。お互いに、もっと相手の現状を知ったほうがよいと思う。来日した中国人観光客は日本に対するイメージが大分良くなった)。

日本が中国に求められてきたのは謝罪(今もなお中国は歴史問題・謝罪を乗り越えられない…)
中国が日本に求められてきたのは感謝(長年間に至る日本から中国へのODA開発援助、つい最近海保が中国漁船を救助…中国の外交はNOを言うばかりなので、感謝の言葉を出せない。ところで、今回海保の救助について中国のソーシャルメディアで民間から感謝の声が数多く寄せられてきた)。

中国人は、面子を保つのに必死。
日本人は、礼儀の大切さを強調。

百年後の中国人と日本人は、現在日本と中国、領土問題を巡り争いをどのように評価するのでしょうか。「百年前の人は愚か」と笑ってしまうかもしれない。
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by koubuni | 2012-10-28 19:16

動物番組

テレビの動物番組はいつも人気が高い。番組の中、赤ちゃん動物は続々登場、そして、ゲストと観衆は「かわいい」「かわいい」…と歓声をあげ、それによって、癒されるだろう。
ただし、動物番組は動物の可愛さだけを表現、それは何かもの足りていないのか、と気にする。
昔、中国で見た「動物世界」というテレビ動物番組、あれも人気だった。「この動物番組は事実、他のテレビ番組は嘘つきかもしれない」、それはうちの父の教誨だ。その動物番組は動物の可愛さを表現するだけではなく、動物世界の残酷さもちゃんと伝えておいた。
動物世界には「弱肉強食、適者生存」の法則である。皆は生き延びる為に戦い、常に残酷さを見せるはずだ。
完全に「可愛い一色」に染められている動物番組をみて、日本人は真の動物世界を知っているか、と思ってしまった。
私も犬とか、猫とか、好きだが、ペットと一緒に暮らしのは苦手、動物という「いのち」と向き合えるのは難...しいかもしれない。日本人ほど動物好きな国の人がいないと思う。どこの川に、ある可愛い動物が現れた、とテレビのニュースが大きくに取り上げられる。ちょっと不思議な、と思った。
アフリカでは、チンパンジーは「肉食の猛獣」扱いである。日本では、タレント扱い、派手な服を着せるチンパンジーがいった。此間、『天才!志村どうぶつ園』の天才チンパンジー“パンくん”は女性襲撃事件で引退、極めて遺憾。いくら賢く可愛いと言っても、動物は人間と同じ扱いをしてはいけない。動物と人間はいつでも感情を通じるとは言えない。些細な注意を払わなければならない。
現実の中、飼い主がペットに襲われることは少なくない。赤ちゃん熊は可愛いだけど、大きくなった熊は時々住居を攻撃することもある。動物園では、常に子供に向け、動物と触れ合いイベントを開催するのが、学校と家庭はもっと子供に動物の本性を教えるべきだと思う。

以前、大学院の指導教授が私と世間話をしていた時、「日本人はだまされやすい」と教えてくれた。私は「そうでもない、知り合いの中、陰険狡猾な人がいる」と反論したが、今、動物に優しすぎる日本人の言動を思えば、その純粋さを保つ精神的な一面があると思う。
優しさを忘れず、懐疑的な精神をも忘れずに。
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by koubuni | 2012-10-25 00:16

国旗

日本の国旗について、私の感触が変わってきた。
昔、中国で見た「抗日映画」の中の日本国旗はとても怖かった。その日本国旗は戦争・侵略などと絡んでいた。
そして、来日して、日常生活の中、めったに国旗が見えない。ただ祭休日の際、家近くの交番、また走るバスに掛けられている小さいな国旗を見て、「ああ、やっぱり普通の国旗だ」と感じていた。やっと、昔の怖いイメージがだんだん消えていった。
ロンドン五輪の時、水泳の北島康介選手がかっこよく出場する時、ユニフォームの日の丸を手で力強く握り、その仕草を見た瞬間、「日の丸を背負う」というスポーツ選手の感情を悟った。なんとなく、日本国旗に馴染をも覚えた。
多くの日本国旗が見られる日は1月2日、年賀の皇居一般参賀で、朝早い時間に皇居の外、大勢の参賀者は日の丸の小旗を持って、長い行列に並んでいた。その光景を見て、国旗と日本人の心、どのように繋がっているか、と考えずにいられなかった。
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by koubuni | 2012-10-16 21:39

大人世界の「いじめ」

 いじめという課題、最近よくマスコミに取り上げられている。
 勿論、学校内のいじめを断固反対である。
 どころで、大人世界の「いじめ」は、ちょっと複雑である。
 例えば、時々新人社員がいじめられると聞いたのが、それは本当に「いじめ」なのか…時々、考えてしまった。
 新人に対しては、厳格な姿勢といじめ、境目はどこにあるか、 時にはその一線を引くことは簡単ではないと思う。それは、受ける側には自分の心で決めることかもしれない。いつか、自身は心の準備と余裕ができていたかどうかが問われてくるものである。

 ある外国人が日本に来たばかり時、自分は周りの人に疎開されたか、と落ち込んでしまったことがある。
それを、「外」から「内」に迎えられる際に、受ける試練である、と考えてみたら、どうでしょうか。
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by koubuni | 2012-10-06 00:04

都心の米軍基地

 十数年前、最初日本にきた時、半年間西麻布にある親戚の家に住んでいた。最初、その周り環境に驚いた。住むマンションの隣は墓石の店がある。そして、後ろに青山霊園、4月に霊園の桜が綺麗だった。斜向こうに米陸軍基地、未だにもその英語と日本語の看板を克明に覚えている。親戚は「ここは東京の一等地だよ」とよく自慢していた。
 意外なのは、その「一等地」に高級マンションや芸能人よく出入り居酒屋、そして霊園と米軍基地、皆は共存している。霊園も米軍基地も都心の風景に溶け込む。日本は不思議な国かなぁ、と思った。その金網で囲まれた基地、私がそばに通って感じていた限り、いつも静かだった。

 昔から今日に戻り、米軍のオスプレイが飛び立った中、不安そうな目でオスプレイの飛行を見つめる人が少なくないと思う。どうやって、人々はその飛行機たちが平和を守ってくれると信じるか、それは課題である。平和時代の戦闘機、平和利用で人々を安心させるものになくてはならないでしょう。
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by koubuni | 2012-10-05 23:54

お付き合い

 「竹島は日本領と発言したら、韓国紙に極右作家と書かれた岩井志麻子さん(47)。韓国人の夫は愛犬を独島(トクト)と呼び、妻は竹島と呼ぶ。「痴話げんかはするけど本気ではやらない。夫婦関係も隣国との関係も、そういう約束の上で成立している。」
 以上9月30日の「朝日新聞」の天声人語に書いたものである。それは深い話だけど、最初読んだ時、思わず笑った。高い知恵を持つ国際カップルに拍手。家庭内、領土問題より家計の方が大事なはずだ。

 昨日、私は一人台湾からの留学生といろいろ話し合った。彼女が在学している名門私立大学の中、中国からの留学生も多い。彼女は多くの中国人留学生と仲良くしている。ただ、お互いに一つの約束がある。政治的な話をしないこと。例えば、「○○は○○のもの」とか。海外での青春放浪の大学時代、楽しいお付き合いはなにより大切だ。それで、どうしようもない重い話をやめましょう。

 日本に来てから、いろんな国の人と出会い、本当によかった。国籍・宗教・文化背景など違っても、あくまでも人間同士のお付き合いでしょう。ただし、日本人らしい人間同士のお付き合いは「どんな遠慮のない仲であっても、常に一種の演技がある」、という名言をもお忘れなく。
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by koubuni | 2012-10-02 21:36
初めてに日本にきた時、一つ驚くことは、日本各地に日中友好協会が存在すること、中国では、国レベルの日中友好団体があるのが、地方にはない。
数年前、私は神奈川県に在住期間、かつて県の日中友好団体のお年寄りたちに取材してきた。
そして、一つ壮大な物語を見つけた。
何人のお年寄りが日中戦争中に中国にいった鉄道・医療など領域の技術者。日本敗戦後、若い彼らは共産党から要請され、「留用された日本人」になって、八年間にわたって、シルクロードのところに、天水という町で鉄道建設に「技術者魂」を発揮していた。中国の建国に青春を捧げた日本人たち。実際に、残された日本人技術者は八千人とも一万人とも言われる。
「中国」、永遠に彼ら人生の中に刻まれて いる。価値観にも中国側から多大な影響を受けた。天水から帰国した技術者たちが、「天水会」を設立し、毎年一回みんなが集まり、現在でも白髪のお年寄りたちが必ず中国の歌を歌う。
...取材して数年経って今でも、時々、そのお年寄りたちと連絡をとっている。この間、久しぶりに何回も取材した今年80歳になった橋村さんと新宿の喫茶店でお会いした。橋村さんにとっては「悲しみも喜びも味わった中国は私の人生道場だった」。彼は定年退職以後、70代になっても、毎年数回中国へ、北京郊外、万里長城周辺の緑化に力を注いでいた。だが、昨年、彼は日中両国の間に便利に行き来するため、中国の永住資格を取ろうとして、中国政府機関に相談したが、拒否された。
「もう(中国)行かなくてもいい、ゆ っくり休んでください」と、私はそう言うしかなかった。
現在、日中関係は最悪の中、最も悲しまれているのは、すでに後期高齢者になっている60数年前の「留用された日本人」だと思う。
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by koubuni | 2012-09-30 21:57